親父

2004年5月1日
なんとなく、暇になったので気の向くままにPCに向かって
いやらしいサイトに手を出そうかな〜なんて思ってたんですよね。
しかし、なんかしらんが今同じ部屋にヘンなオッサンがいるんですよ。
まぁ、家のオヤジなんですけれど、
僕がなんかエロい動画見ようとしてる所を嫌がらせしようかとおもってんのか何だか知らんけれど、
いつも居間でテレビを見たりするはずなのに今日に限ってずっとリビングに座ってやがるんでスよね。
そしてそのまま時は流れ、30分オヤジと一緒に同じ部屋で僕はオヤジが消えてエロサイトを楽しむのを待ち、親父は僕を妨害するために全神経集中してんのか何だかしらんけど、
テレビ見てるフリをしてんすよね。
ほんとにありえない。

このように、僕とオヤジは嫌がらせ比べしてるわけではないんですが、こんな関係にあるわけです。
そしてその僕と親父の共通点ってのが”家庭的な面が一つもない”っていうことなんです。
もぅ、母親がいないお昼ってなると昼食を巡って大変な騒ぎになってしまうのです。

僕「オヤジ飯作ってよ、」

親父「オメェ作ってよ。」

僕「じゃぁジャンケンで勝った方が飯つくるのな。」

とかいって、ジャンケンしたりするんですよね、
でまぁ、メタフィジカルの世界を制覇した僕の巧みな話術を使って僕が負けたんですよね。
そうすると公約では、親父がメシを作るじゃない。
少なくとも常人なれば息子のために1食くらい朝飯前なのですが、
親父の場合言い訳を始めるのですよ。

親父「ジャンケンって普通負けた方が飯作るよな」

はい、きた。舐めんな親父。
正直な、奴は男同士の約束を平然と破りやがるでな。毎日が失望ですよ。

でまぁ、僕だってあんな親父ですけれど鬼ではないので一回くらい情けは掛けてやりますよ。
こう見えてももしかしたら仕事で忙しいかもしれない。
そんなことを思い、仕方がなくもう一回だけジャンケンやってやりましたよ。
大体そんなことしなくても、僕が飯を作ればいいのですが、なんかしらんがこのとき異様に親父に昼飯作らせたかった。

で、二回戦やったんですよね。ジャンケンホイと。
そしたらまぁ、僕が何故か2連勝するわけですよ。
単純計算で4分の一の確立に見事ヒットなわけですが、
とりあえず勝ってしまったわけですよ。

とりあえずココまで来ればもう言い訳のしようがない親父。
とにかく僕は親父どんな言い訳を考えるのかが非常に気になってた。
こうなると親父はどんな行動に出るかわからないんですよね。
いきなり出かけたりするでな。本気で頭の中リセットしやがるで。

そして、親父がどんな行動にでるかと楽しみにしておりましたところ、
案の定固まってました。
ってかな、心の中ではこうなることはわかってたんですけれど、
こういう時の親父は死んでも飯を作らないのです。
この際セガレに負けてもいいから、とりあえず飯作りたくないって思っている状態です。
僕は、そんなバカな親いねぇよなぁ〜っと心の中で悪態を吐きながらチラッとテレビを見たんですよね。

それがいけなかった。

なんかしらんが、そのチラッと見た一瞬の隙を見て親父が寝たフリし始めてんのな。
もはやあり得ないんですが親父は本気で寝てた。
この間0.2秒もなかったのではないかと思いますよ。はい。

でまぁ、こんな最低な親父なんで僕も一人でカップめんとか食べようと思ったのですが、
せっかくの休日のお昼をカップめんで過ごすなんて悲しすぎるので、
しぶしぶ親父を起こして、味噌汁に卵入れて、後適当に食べました。

親父とは死んでも暮らしたくない。
本気で思った。

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