さらば愛猫

2005年11月25日
泣きたい。すごく泣きたい。
愛猫の”にゃんにゃん”が交通事故でご臨終なさってしまった。

知らされたのが今日で、テスト終わって有頂天だった僕が一瞬にして奈落の底へ突き落とされた。

にゃんにゃんとの出逢いは2年くらい前かな?
子猫がウチに迷い込んできた。それが多分一番最初に見たとき。
保護してあげたかったが、親から猛反対を受けて、やむなくその時は相手にしなかった。

それから一年程月日は流れて、去年のちょうど今頃、
にゃんにゃんはまたウチに姿を現した。
見違えるほどに大きくなっていて、模様も少し変わっていた。
けれども、僕はにゃんにゃんだってすぐにわかった。

生きていた。本当によかったって思った。
多分にゃんにゃんは、僕のことを完璧に忘れていたと思う。
でも、僕はそんなことどうでもよかった。
2時間くらい向き合って、警戒しているにゃんにゃんを、
なんとか手名づけた時は、死ぬほど嬉しかった。

それから、5日に一回くらい、僕の前に顔を見せることになったにゃんにゃん。
こいつ、すごい甘えん坊で、よく膝の上に自分から乗ってきた。
爪が腿に刺さってよく血を出してたっけなぁ。
でも可愛いからついつい相手にしちゃうんだよね。
こちとら血だらけだわ。

そんな生活が一ヶ月続くと、にゃんにゃんにまたもや悲劇が襲った。
前足を罠にかけたらしい。
トラバサミを足に引っ掛けてガシャガシャ重い音を立てながら
僕へ助けを求めるかの様に泣いていた。
必死になって痛くないようにとってあげようと夜中から2時間ほど奮闘した。
結局オヤジが力ずくでトラバサミ開いてあげたんだけれど、
にゃんにゃんは、このときに右前足の先を失った。

けれども、あいつはムチャクチャ根性ついたやつで、
数日間元気がなかったけれど、1ヶ月したら完璧に回復していた。
怪我してた頃は僕はいてもたってもいられずに、一番高いエサを買ってきて、にゃんにゃんにたくさんあげた。
このときも、親から猫は絶対に飼うなって言われてたので、
どうしても家から遠く離れた場所にある動物病院へは連れて行けなかった。

幾分ケガが治ってきた頃になると、ようやく家族も僕の誠意に負けたのか、
にゃんにゃんを受け入れてくれた。
にゃんにゃんの寝床もウチの周りにあったし、僕も隠れずにエサも与えるようになった。

そして、月日は流れて、最後に抱いたのは確か先週の土曜日だったかなぁ。
ほんの短い時間だったけれど、抱きかかえてあげた。
片足だから、高いところへはいけないんだよな。
だから、思いっきり抱っこしてあげた。
それから、寒いからって小屋も新しい暖かいやつにしてあげた。

昨日は確か、、アイツ、新しくあげた小屋をすぐに気に入ってずっと入りっぱなしだったなぁ。

それが最後。

アイツ、、出かけた時に車にはねられたらしい。

じいちゃんが、見つけたんだけれど、、、
口から血を出したっきりで、綺麗に、、、死んでたって。

思えば、ちゃんと飼えてたのは一年満たないけれど
僕にとっては、とても大きな存在だった。

もうにゃんにゃんは、甘えて僕の膝に登ることはないし、
鳴いてエサをねだることも無い。
寂しい。ムチャクチャ寂しい。。

あいつぁ、本気で、天国へ行ったか心配だ。
多分根性だけはある猫だから、、どこへ行ってもうまくやれると思う。
こんな飼い主でごめんな。
ありがとう。にゃんにゃん。

できれば、、こんな僕を許してください。
ぅぅ、、なける、、、まじでなける、、、

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