2007年3月8日
一寸先は闇。
小学生の頃何故かひたすらことわざについて説明した「ことわざの本」という本がクラスでブームになった。今となってはあの本の何処が面白かったのか検討もつかないが、流行ってのは突然前触れもなくやってくるから恐ろしい。もちろんことわざの本など図書館に5冊程度しか置いてなかったため、常に本来その本が置かれているはずの棚には代本板が置かれていた。そして稀有となったことわざの本を手にした人はクラスで英雄としてあがめられていた。当然クラスの過半数は英雄よりもことわざの本を狙っているのである。それはまさに実業家を狙って合コンするOLと対して変わらない。人間年齢は違えど考えることは同じようである。そして、案の定僕もその本を狙う一人であった。しかし、僕の場合は読書クラブであったりして図書館へ行く用事は他の人より多く比較的容易く英雄のバイブルと化していることわざの本を手にすることができた。そこで初めて覚えたことわざが一寸先は闇である。
人生これから起こることなど、例え一秒先でもわからない。よって私達は暗闇を模索しているのと実はあい変わらない。という意味のことわざなのだが、いやはやよく考え付いたなと。先人もなかなかうまい事をいったものだと思う。そして僕の友達がそれを思い知らされる目にあった。

先日、僕へ大学の友達から電話がきた。
大した用事ではなかったのだが久しぶりの会話に色々と話が弾んだ。何よりも、来週僕らはスノーボードに行く約束をしているのでそのことも少なからず話していたのだが、どうやら一人来れなくなったらしい。その一人がなかなか厄介で6人で行く予定だったのだが、ボードを滑れる人がたったの一人だけであり、まさにその一人が欠席ということらしい。おいまてこのやろう。

話によれば、欠席する友人は僕らとの約束の前にフライングして彼の地元の友達と一回スノボへ行ったらしい。そこで大転倒をおこしてしまい意識は飛ぶわ病院連れて行くわで結構な騒ぎだったのだとか。そして意識を飛ばしたために、まったく騒ぎを知らずに目を覚ました彼はこともあろうにスノーボードへ行った記憶すらも大々的に忘れてしまっているらしい。いや、ほんとにお前なにしてんだこのやろう。
そんなこともあり、彼はあまり行きたくないと漏らしているそうだ。別にフライングしたことなどどうでもいいのだが、何でそこまで重症おって帰ってきたのか、本人も全く予想できなかったに違いない。まさに一寸先は闇なのである。

そして僕らもインストラクターとして教えてもらおうとした友人のいきなりの欠席により途方にくれることになった。ほんと、一寸先は闇なんだぜ。。。

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