ツンデレ

2007年3月10日
ツンデレって複雑だよな。
本人側からすればプライドがあるのか常にその相手のことを嫌いと思わせる発言をするのだが、内心では結構好きでいる。まったくもって、愛情の裏返しという形での嫌がらせなのだがそれを受ける側としてはその人がツンデレであることを見抜けない限り自分のことを嫌いだと思うに違いない。逆に相手側から見れば普段嫌いな言動をしている人が案外助けてくれたりするといつもの倍くらいありがたみを感じるというもの。普段からマイナスだと良いことされた時のインパクトが大きかったりする。
ツンデレの例としてはベジータが一番しっくり来るのではないだろうか。普段は「フンッくだらん」などとふて腐れた態度をしているのに対し戦闘中は「おいカカロット、ここは俺が食い止めるから気を溜めろ!3分しか持たんぞ!」とまぁ、自分が肉壁になるとまで言っている。しかも3分しか持たない強大な相手ときた。これを目の当たりにした視聴者は全員”ベジータ結構いいやつ”と思うだろう。ツンデレの本領発揮である。
ベジータ以外では映画のジャイアンがある。本編と違い、映画のジャイアンは何かといい奴である。このギャップもジャイアンの魅力を際立てているのではないであろうか。余談だが、ジャイアンがそれなりの人気を誇っているのに対し骨川スネオは全く人気がない。ドラえもんのファンサイトを覗いても”卑怯”やら”ラジコン”などとしか書いていなかったりもする。卑怯はまぁわかるがラジコンってなんやねん。

このように一見複雑な感情だと思われがちなツンデレも見直してみれば様々な例が見つかり、意外と私達と関わりがあったりする。ツンデレとは少し違うかもしれないが普段とのギャップで似たような効果に”不良がたまにいいことをする”というのもある。
常に俺流を貫き通し他人の迷惑を省みない不良がある日、退学を言い渡された友人のノボルの為に校長室へ殴りこむ。そして、「おい校長!ノボルを退学にするのかよ!」と最初はトラの如く飛び掛るが校長が退学が決まった旨を伝えるとノボルは「ちくしょう!」と一声叫び次の瞬間土下座をする。校長先生は内心”プライドの高いこいつが土下座をするだと!?、、こ、、こいつ、、、”等と思うに違いないが、まぁ、不良も都合が良すぎるだろって言われればそれまでである。校長先生は少し考えながら「もう、、決まったことなのだよ、、、」と優しくいい放つ。
数日後、ノボルは退学になるがこの不良はノボルのことを忘れたかの如く、いつも通りの悪行を繰り返す。「あぁ?ノボル?アイツ家近いし。」日差しが眩しい7月の下旬のことである。。。

とまぁ脱線しまくりにも程があるんですが、これは自分勝手の極みなのであまりツンデレとは言えません。難しいよね。ツンデレって。

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