引越し

2007年3月18日
引越しの時期だ。
春といえば出会いと別れ、卒業、新しい生活、桜、などなど人によって印象は様々である。僕自身今年の春は比較的インパクトに欠けるのんびりとした春なのだが、高速を飛ばしてみるとやはり引越しで荷物をこれでもかというほど積んでいる車が目に付いた。昨年の僕も引越しで忙しかった分、やはりこの時期は就職や進学のため皆同じように大変なのだ。
引越しは基本的に必要なものは現地で調達するのだが僕の場合はベットとちゃぶ台は姉貴のお古を使うため、車いっぱいに荷物を詰めた気がする。当時免許を取り立てで、しかも確か免許を交付されて一週間もたたないうちにアパートまで運転した記憶がある。不本意とはいえルームミラーが見えないほど荷物を積んだ状態での運転は、今考えれば怖いもの知らずにも程があるのだが、いやはや無知とは恐ろしいものである。

住む場所を変えれば、不思議なもので人間何かしら成長をする。僕自身何かしら手ごたえを感じているのだが、やはり郷に入れば郷に従わなくてはならず、地元との僅かではあるがそこには違いがあったのだろう。様々な暗黙のルールも失敗を重ねながら知ることができた。
僕の中で一番馴染めなかったのが、交通ルールに若干の違いがあることだった。地元では治安が悪いのか、結構割り込みが普通なのだが、新しく住む街では割り込みしたら普通に怒られる。信号の見切りや赤信号ギリギリでの通過。それらが地元とアパートとでは真逆に近かった。昔、東日本では信号ギリギリで通過する傾向にあるのに対し、西日本では信号は普通に停車し見切り発信がやたら速いと聞いたことがあったが、まさにこんな感じである。
交通ルールなんてのは暗黙の了解的なルールが地元によって若干違いがあるから厄介である。あと、ヤクザが多いのにもびっくりした記憶があった。ヤクザは信号無視を当たり前に行ってくるから普段から油断できない。しかもなんか怖い。
こんな感じでこれらを知るだけでも失敗を綴ればきりが無いほど失敗をしているのだが、それでも僕はまだ生きているので良かったと安心するばかりである。

来年度になればまた昨年の僕のような危ない運転をしたり、燃えるゴミの日じゃないのに燃えるゴミを出すような輩も出現するかもしれない。迷惑このうえないのだがそんな彼らも不本意であるかもしれないということを考えてみてほしいと思う今日この頃である。これも引越ししたからこそわかることなのかもしれない。やはり、経験は人間を多少なりとも大きくさせているのだ。

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