あめとムチ。
仕事でも恋愛でも人の心を結構な勢いで動かす代物である。
しかしまぁ感情を持つ人間であるからこその手法なのかもしれないが、僕はこういう結果論で語るやり方は嫌いである。
作業ができればあめを貰え、できなければムチで叩かれる。まぁ、マゾな僕には最高なのかもしれないが、結果も大事だと思うのだが、やはり途中経過も大事なんじゃないだろうか。

政策論という講義を僕は取っているのだが、そこでXY理論というのが出てきた。
あめとムチというのはまさにこのX理論で、人間をナマケモノに見立てて命令などの強制力を持って部下に仕事をさせるというもの。上司にアレやれコレやれと言われ続けると流石に心苦しい思いをしそうなのだが、高度経済成長期の大手の会社は無駄を無くすという意味で、まさにこんな感じだったんじゃないだろうか。

一方Y理論というのは人間は本来は働き物の生物という考え方のことで、部下はある程度放っておいても自己実現に向けて頑張って仕事するという考え方。職場で言えば、わきあいあいとした明るい雰囲気で仕事をするということ。

ダグラス・マグレガーという人がこのX理論Y理論を提唱し、実際に両方のやり方を試す実験をしたところ、どうやらY理論の方が仕事率がアップしたらしい。

と、いうことはスパルタで必死こいて仕事するよりも、和気藹々と仕事したほうが仕事率は上がるのだ。なんていうか無駄を省くよか、ある程度は無駄があったほうがいいみたいな結果なんだけれども、いやはやこれは助かる。
ナイスだぜマクレガーさん。

まぁ、そういう結果が出たということで、今の一流企業などではしっかりしたところでは人間関係もある程度面倒をみてくれるらしい。勿論それは会社のためであり、仕事率をアップさせるという合理的な目的なのだが、しかしまぁ、これは社員としても気楽にいけていいのではないでしょうか。

一流企業に入れればの話なのだが、、、まぁ、僕には遠い話であるのだが。。。

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